「まだ、頭がガンガンするな・・・くそ!」少年は、そう呟いて壁を叩いた。気を持ち直し、先ほど見た光の方へ歩いていく。「何なんだよ、一体。何がなんだが解らない。」1人ブツブツと言いながら歩く少年の前に突然、黒い猫が現れた。猫は、左右色の違う目を…
王の間へ入った俺は、一瞬我を忘れた。お、親父・・・!?職務中の王様が、何故か親父と重なって見えた。「どうしたんですか?」エリスの声に、俺は我に返った。いや、なんでもない!部屋の隅にある椅子に腰掛けて、王様が落ち着くまで待った。「いやぁ、待…
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