17
twitterはこちら@Congrazie_haruさんをフォロー
フォローして下さい!!
アモンと名付けられた少年は
黒猫に付き従うように歩く。
まるで別人のように。
(今は、完全に覚醒してもらっては困る。
いや、むしろこのままの方が好都合か・・・)
黒猫はニヤリとしながら、アモンをチラッと見た。
アモンは虚ろな目のまま、歩いている。
「ここじゃな。アモン、この光に手をかざしてみろ。」
言われるままに手をかざすアモン。
その瞬間…
光は禍々しい輝きにかわり、アモンと黒猫はその中に吸い込まれていった。