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世界の関節が外れてしまった。

なんて事だ。

それを正すために生まれてきたというのか。

僕の世界の関節を戻すと、誰かの世界の関節が外れてしまうかもしれない。

誰かの世界の関節を戻すためには、僕の世界の関節が外れてしまうかもしれない。

世界は一つ。

世界は沢山。

色んな人の世界が、世界を作る。

自分の不合理を正せば、誰かが傷付く。

誰かの辻褄を合わせる為には、別の誰かが犠牲になるかもしれない。

世界は、不合理を埋め合わせて

何もなかったかの様に廻ってる。

世界は、一つ。

世界は、沢山。

僕の世界も廻ってる。

きっと誰かを傷つけながら。

誰かに傷つつけられながら。

こんにちは、不合理な世界。

よろしくね。世界。