役者・赤座伴番ことハルの日常

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親心、それは厳しさと優しさのバランスあのではないか

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人は、生まれてから死ぬまで、何かの組織に属している。


家族、幼稚園、小学校、中学高校、大学、会社、部活、サークル・・・

社会とは組織であり、組織の集まりである。

その中で、成長し、成長させ、子供から大人へと進んで行く。

育み、育まれ、人生を歩んでいく。

人は常に、育ててもらう側であり、育てる側である。

一人で勝手に成長する人などいない。

歳を重ねるごとに、育てる側へまわる比率が増えていく。

会社、学校、部活等において、後輩と呼ばれる人が増えるからだ。

人は何故か、楽な方へ楽な方へ、痛くない方へ痛くない方へと進んでしまう。

自分が居心地のいい場所へと歩いてしまう。

しかし、それでは成長はないだろう。

だからこそ、先輩と呼ばれる立場の人は、厳しい事を言わねばならない。

難しい目標を与えねばならない。

そして、優しく褒め、暖かく応援してあげねばならない。

この優しさと厳しさのバランスが、親心ではないかと思う。

部活であれ、サークルであれ、はたまた趣味の集まりであれ
組織として、下の者が出来た以上、

我が子の様に、弟妹の様に接し育てる義務がある。

そこを忘れてはならない。